今日は、昨秋に運動会の撮影をさせていただいた子供たちの巣立ちの日の撮影。たった半年だけれども、みんな見えるところと見えないところ、いろいろな面で成長していて。予想はしていたけれども、ご両親から卒園児へ向けた手紙には涙を隠せず。撮影は涙腺との戦い。子は親を選べないとよく言うけれども、実はそれは全くの嘘で。本当は子供が生前に両親を選んで産まれてきてるんじゃないのかな、とかふと思ったり。みんな最強で最高... 卒業写真 あんなに地面を彩った、春の桜の花びらや冬の落ち葉たちはどこに消えてしまうんだろうか。不思議。もしかしたら、溶けて地球に吸い込まれるのかもしれない。季節は着実に移り変わるし、同じ季節は二度と来ない。大切にしなきゃ。... 季節 梅の花が咲き出して。春の足音が聞こえます。ゆるりゆるりと。気温はまだ低いけれど、匂いはもう春のそれ。... 春よ来い ◎Today's Photo Album山崎弘義さんの「DIARY 母と庭の肖像」2001年9月から2014年10月まで、認知症のお母様と自宅の庭を撮り続けた作品。もともとはスナップ写真家で、雑誌やギャラリーを中心に作品を発表(今年もコニカで個展が控えてます)公務員だった山崎さんは、お母様の認知症を機に越谷市役所を退職。その執念としつこさがすごい。妻を撮り続けたアラーキーや深瀬さんに繋がるところがあります。認知症のお母様と、自宅の庭を... DIARY 母と庭の肖像 披露宴のお開き後、アルコールも入りご機嫌なお二人。何よりも一番疲れているお二人。「とにかく自由にテキトーに、好きなように」。そう言って、自由にテキトーに好きなようにしてもらっての一枚。この日一番のリラックス写真かもしれません。撮り手の僕は決してテキトーではないんですけどね。... 自由にテキトーに、好きなように ◎Today's Photo Album今日は言わずと知れた梅佳代さんの「うめめ」。10年近く前に木村伊兵衛賞とった作品集です。梅佳代さんの写真は、とにかく元気になりたい時に観るといいです。思わずクスッと。構図が整っているわけじゃなくて、どちらかというと僕が子供時代に撮ってもらった記念写真然とした空気。でもなんかすごいパワーがある。被写体がイキイキしてる!そしてどこか懐かしい。ちなみに梅佳代さんはキャノンのEOS5にカラー... うめめ 一時期よりも少しだけ陽が伸びて。季節が前に、わずかだけれど前に進んでいるのを感じます。昨日よりも今日の方が新しくって、今日よりも明日の方が新しい。当たり前のことだけれど、なんだかそれが嬉しい。ぼやぼやしてはいられない。... ただ春を待つ ◎Today's Photo Album長野重一さんの「遠い視線」僕にって路上スナップの第一人者。長野さんはもう90歳くらいでしょうか。同じ場所に留まり、決定的瞬間が訪れるまで待ち続ける写真家。簡単に撮っているようで、実はそこには果てしない時間が流れているという。何回観ても飽きがこない写真集です。... 遠い視線 新春ということで(?)新しいコーヒー豆を購入。久しぶりにガリガリと手で挽くコーヒーの香りを家族で楽しみました。忘年会、新年会とアルコールに痛めつけられた胃と肝臓にコーヒーが染み渡ります。... コーヒー豆 ◎Today's Photo album今日の写真集、ロベールドアノーの「田舎の結婚式」ドアノーと言えば、パリを中心としたスナップで有名。それも、演出をそうでないように見せる、非演出的な演出。パリ庁舎前でのキスの写真なんかはもう決定的瞬間にしか見えませんね。天才演出家が、初期の頃に撮り下ろした、知人の結婚式の写真たちがおさめられた写真集。優しい視線と、結婚式を余すことなく切り取るドキュメンタリー性。何回見返してもつい... 田舎の結婚式